どちらもボタン科ボタン属の植物で、もともとは薬用植物として渡来しました。江戸初期には観賞用として改良され、明治以降は日本独自の品種に加えて、欧米から輸入された品種が加わりました。
両種類は近縁なので、市販のボタンの苗は成長の早いシャクヤクの根を台木にして、つぎ木されています。これは明治中ごろに新潟県で実用化された技術です。
ボタンは落葉低木
冬に葉は落ちるが地上部に枝が残る。年々、幹が太く大きくなる。
シャクヤクは宿根草
冬季に地上部が枯れてしまう。年々、根が広がって、大株に育つ。
ということは
片方は木でもう一方は草ということですね。この違いは大きいのですが、見た目ではなかなかわからない。それでもっと有力な手掛かりは、というと、ありました!以下のような違いが。
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