2014年9月24日水曜日

ツルニンジン求めて清戸の広場から横浜自然観察の森へ(2014.9.24)

とうとう3日連続の草花探索になってしまいました。お目当ての清戸の広場ではまたもや見つけられず、傷心のまま帰りに寄り道した横浜自然観察の森で、とうとう見つけることが出来ました。ツルニンジンです。


下を向いて花開いているので覗きこまさせていただきました。

まだ蕾のものを上にしてみると、筋の入っている箇所が開くのが想像できます。

ヘイケボタルの湿地にてナンバンギセル

ヘイケボタルの湿地にてツリフネソウ

ひょうたん池のより少しピンクが薄いのですが、これもまたいいですね。



アオイトトンボ

ノササゲ
野に生えるササゲの意。マメ科。

ゴマナ
白い菊に似た小さな花(頭花)をつける。花径は15ミリくらいで、真ん中の筒状花は黄色く、周りの舌状花は白い。名前の由来は葉が「胡麻」に似ていて、食べられる草であるというところからきている。

2014年9月23日火曜日

曼珠沙華咲き始めました(どんぐりと昆虫の森、シダの谷)(2014.9.23)

昨日は時間切れで尻切れトンボ(?)でしたが、狙っていた「ナンバンギセル」を見つけることが出来ました。ついでに、曼珠沙華も二箇所で発見。最後に金沢自然公園内のローラー滑り台付近のコスモスがあまりにも綺麗だったので…

ナンバンギセル
強壮・強精薬、消炎、鎮痛作用などがあり、尿路感染症や喉の痛みに煎用する。
また、薬酒も作られるそうです。
どんぐりと昆虫の森にて曼珠沙華

ヤブマメ、


ヤマトシジミ

シダの谷にて曼珠沙華

金沢自然公園にてコスモス

金沢自然公園にてコスモス

2014年9月22日月曜日

ひょうたん池はツリフネソウで埋めつくされていました(2014.9.22)

 およそ2週間ぶりの裏山さんぽ。ひょうたん池では、前回は全く姿を見せていなかったツリフネソウが一斉に花開いていました。そのほかにも注目した花々がたくさん。
(今回も渡辺さんに名前を教えていただきました)

ひょうたん池のツリフネソウの大群落

ひょうたん池のツリフネソウ


ひょうたん池のツリフネソウ


イタドリ
薬草で、利尿や生理不順に効果があるほか、若芽を揉んで傷口に貼りつけると痛みが和らぐ。イタドリの名は痛みを和らげるという意味の「痛み取り」がその語源だと言われています。
ミゾソバ
湿性の高い場所に生育するので「溝(みぞ)」で、葉が「ソバ」の葉に似ているから、果実がソバの果実に似ているから、全体の草姿がソバに似ているから、などと言われています。 

イヌショウマ
※最初ツルボと間違えました。花の雄蕊の先に黄色い玉がないとのご指摘を受けました。
写真には写っていませんが葉の形も違います(-_-;)
ヤブマメ
生えている所が林縁や草むらが多いのでこの無粋な名前が付けられていますが、
なかなか可愛い花です
センニンソウの実(未熟状態)

シロバナゲンノショウコ
古くから下痢止めの妙薬とされていて、江戸時代の植物家、博物家である小野蘭山が著した「本草網目啓蒙」の記述には、「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」という記述がある。そのことから「現に良く効く証拠」に由来するとのことです。 
メドハギ
メドハギのメドはメドギからきたもので,メドギは筮つまり占いにつかう筮竹(ぜいちく)を
この茎からつくったことに由来するとのことです。

アキアカネ

ヤマホトトギス

ママコノシリヌグイ


2014年9月9日火曜日

大岡川源流域へ(2014.9.9)

台風が去って、最後の夏を惜しむかのようなセミの鳴き声の中、氷取沢市民の森の大岡川源流域を散策してきました。いつものようにカメラ片手で。3時間弱の行程。

前回の散策からわずか4日しか経っていないのに、ヤマホトトギスは姿を消し、ツルニンジンはすべての花が萎んでしまっていました。

動物園外周散策路にて 

動物園外周散策路にて ミズヒキ

ひょうたん池への途中にて  ママコノシリヌグイ
昔は厠(かわや・便所)の落とし紙には紙が高価で使用ができなくて
植物の葉を使用していたそうです。そのころ家柄や主君の命令で実子では無い継子(ままこ)を育てなければならない場合があったようで、そのころの継母(ままはは)が継子(ままこ)いじめでこの葉を厠(かわや)の落とし紙として他の葉とすりかえたという由来からこの名がついたという説があります。

ひょうたん池への途中にて

釜利谷ジャンクションの遊水地にて シロサギ

おおやと広場にて キツネノマゴ

おおやと広場にて タマアジサイ
※総苞が落ちて咲き始めた所

おおやと広場にて

尾根道にて アザミ
※春に咲くノアザミ以外は秋咲きだそうだが、アザミは60種以上あるとのことで
詳しい種類は不明。

尾根道にて アキノタムラソウ

大丸山山頂にて アキノノゲシ
※春に咲くノゲシに似ていて秋に咲くから、というのが名前の由来。

2014年9月5日金曜日

おおやと休憩所まで(2014.9.5)

ほぼ一週間ぶりの散歩はひょうたん池から清戸の広場を経由、釜利谷ジャンクションの遊水池を回って氷取沢農業専用地区からおおやと休憩所まで、2時間半写真を撮りながら歩きました。

動物園裏 ヤマホトトギス
※ホトトギスの名前の由来は、花弁に赤紫色の点を散りばめたような特徴的な模様が入り、 
これが野鳥のホトトギス(杜鵑)の胸に入る模様と似ていることからつけられました。
ヤマジノホトトギスとの違いはここ(物臭狸の花日記)に詳しい

ひょうたん池への道にて

清戸の広場から遊水地の途中にて ツルボ
※ツルボの語源は不明ですが、別名は参内傘。公家が参内するとき、
従者がさしかけた長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることによります。 

清戸の広場から遊水地の途中にて ツルボ

氷取沢小川アメニティ上流
※この風景にはいつも癒されます

氷取沢小川アメニティ上流にて ヌスビトハギ

おおやと休憩所にて キツネノマゴ
花穂の形を孫狐のしっぽに見立てたものといわれるが、花が孫狐の顔に似ているからなど諸説があるらしい。

おおやと休憩所にて キツネノマゴ

動物園裏にて ツルニンジン
蔓性で、根が太く「朝鮮ニンジン」に似ていることから 

動物園裏にて ヤブラン
葉の形が蘭(ラン)に似ていて薮に生えることから

中学校西の坂道にて   クズ
※秋の七草の1つ

奥座公園にて タケニグサ
茎が竹のように中空だから竹似草という説と、竹と一緒に似ると柔らかくなるから竹似草という説とがある。 アルカロイドを含む毒草で、誤って食べると呼吸マヒを起こす恐れがある。