2019年9月29日日曜日

台風15号の爪痕(その後)(2019.9.29)

台風15号の直撃から3週間が過ぎようとしている、さすがに主要なハイキング道路は復旧が進んでいるのではと思い、出かけてみました。
先ず旧西小学校脇の階段が通れるようになっていた。ただ上り詰めてG15の標識のある分岐は金沢自然公園方向には行けず関ヶ谷奥見晴台方面のみ通行可となっていました。
(自然観察の森ではコナラの谷を通る「ミズキの道」が開通していました)
自然公園方面は立入禁止



















見晴台からは鎌倉方面も港南台方面も通行可となっていました。道路をふさいでいた倒木は通行に邪魔にならない範囲で切り取ってあり、その状態はいっしんどう広場まで続いていました。
ただ途中の分岐は、殆ど立入禁止のままです。

大丸山入口の立入禁止もまだ解除されていません


倒木の根元がえぐれた個所には危険個所示す虎ロープが設置されていた

取り除けなかった大木では「頭上注意!」の表示

清戸の広場への分岐も立入禁止

馬頭の丘休憩所方向の分岐点(A6標識)には
倒木の切り取られた幹が並べられていた

倒木の根元がえぐれ既設の柵ごと崖側に移動

瀬上池へ下る分岐路(A5標識)は
台風の前の大雨ですでに甚大な被害を受けたようで
頑丈な柵が設けられており、復旧には相当の期間を要すると思われる






































































































































いっしんどう広場からは港南台方面には行けますが、
瀬上池、円海山のいずれも立入禁止の状態です。

瀬上池方面

円海山方面

2019年9月26日木曜日

台風15号の爪痕(その4)(2019.9.26)

昨日に引き続き好天に恵まれたので、天園ハイキングコースの残り「建長寺方面」の状況を把握すべく出かけてみました。

昨日は市境広場から天園までの途中、複数の危険個所があったので、以下の別コースを通ってみることにしました。
南丸公園上のトンネルを潜り抜け、市境広場へは昨日と同じルートで、市境広場からは自然観察の森を目指します。途中倒木のため通行止めになっていますが以前(その1参照)通っているので、通らせてもらい自然観察の森を長倉口に抜けました。途中倒木はなく、落ちていたはずの枯れ枝もきれいに片付けられていました。ただ予想通りコナラの谷への入り口にはまだ通行止めの標識が。

長倉町バス停付近から栄プールに向かう階段を利用、プール脇から天園に続くハイキングコースに入ります。ここにも通行止めの表示があります。
コース上何カ所か倒木を跨いだり、潜ったりしながら天園に到着。ここから太平山を経由して建長寺(半増坊)を目指します。ゴルフ場から天園への入り口には通行止め表示がありますが、建長寺方面には通行止めの表示はありません。歩いていくと確かに鎌倉市側はかなり片付けが進んでいるようで、歩行の邪魔になる枝などは切り取るか、どかしてありました。

建長寺の手前に大規模な崩落個所が現れました。先ず十王岩の脇(の下)を通っていた道は倒木とその根元の土が大きく剥がれたため通行不能になっていましたが、元々十王岩へ登る道がつけられてあったのでそれを使って迂回できました。その少し先でも複数の倒木の根元が大きく剥がれて道の片側が崩れていました。

半増坊から明月院方向に進もうとすると「危険!この先通行困難!」の表示がありましたが、注意深く進めば問題はありませんでした。その後、住宅地に抜けることもできるのですが、明月院への近道(山道)に進んでみました、もう少しで住宅の脇を通って道路に出るという10mほどが全く通れなくなっていました。この道はもともとごく狭い道でしたので復旧は後回しになったものと思われます。

自然観察センター近くの倒木

ゲンジボタルの谷 ツリフネソウ

コナラの谷への入り口

栄プール脇のハイキングコース入口

同 注意書き

倒木1

倒木2

倒木3

フェンスを倒しかかっている

跨いで超える

潜って超える

反対側から見たところ

これもフェンス直撃

建長寺ルート 鎌倉側からハイカーが

根本のえぐれた木

上の枝が落ちてきそう

反対側から見た

倒木を潜る

倒木

十王岩の手前で道が無くなっている

迂回のため十王岩に登る

十王岩側から剥がれた土を見下ろす

反対側から見ると

十王岩の標識

連続して複数の倒木が根元をさらけ出している

半増坊から明月院方向に下るとすぐこの警告表示が

住宅地からのハイキングコース入口標識にはこの貼り紙が
近隣住民が貼ったものと気が付いたのは後のこと

同じような倒木が

最後にこの標識が!本当に通行不能だった!





2019年9月25日水曜日

台風15号の爪痕(その3)(2019.9.25)

秋晴れで風もないいい天気なので、今回も今まで偵察できていない散策ルートを確認しに出かけました。
南丸公園上部の高架下トンネルをくぐり二百段余りの階段を上り詰め、斎場脇の道を市境広場まで進みました。ここまでは通行止めにはなっていません。
落石した二つの大岩もそのままでしたが、階段に倒れこんでいた雑木類は通行可能な最低限の枝切りはされていました。

天園までも数えきれないほどの倒木、その先瑞泉寺方面は大量の倒木が完全に道をふさいでいて尾根筋に新しい道(藪道)が切り開かれていました。行政の職員の方々が通るために今回切り開いたものと思われます。

瑞泉寺の手前で十二所方面に下り、朝夷奈切通の状態を確認に。やはりがけ崩れで通行止めでした。切通しは両側に崖が迫っているので無理はせず引き返してきました。

帰路、確認したところ、朝比奈北市民の森も通行止めの表示がありました。

二つの大岩はそのまま

市境広場から天園方面のハイキングコースも通行止め

倒木によってコースの一部がえぐれている

倒木の一部の枝は下をくぐれるように切ってあった

季節の花 彼岸花

今度は倒木を跨ぐ

通過困難と思われたが屈んでかろうじて通れた

倒木を潜り抜ける

天園手前の岩の道を登りきると…

これも屈んで通過

岩の上に生えている大木は強風には弱い

倒木の数は数えきれないほど

これも潜って通過

天園から瑞泉寺方面に進むとすぐの光景
かなりの距離に亘る倒木の山

まだまだ続くが、尾根筋の新しく切り開かれた道(藪道)を歩いて先へ

元の道と合流した後も、潜って、というか跨いでというか…

もう一つ彼岸花

ハイキングコースもがけ崩れ状態

狭い通路がこの状態
少し恐怖を感じた

貝吹地蔵もこの状態

ツリフネソウ

朝夷奈切通も通行止め

十二所果樹園より先は通行止め

朝夷奈切通の途中まで行ってみたがこの状態なので引き返した

朝比奈北市民の森も途中通行止め