2019年10月26日土曜日

最大の台風被害?(天園周辺、朝夷奈切通し)(2019.10.26)

およそ一月前(9.25)に、鎌倉方面のハイキング道の台風被害状況を見に行ってきたとき、天園から瑞泉寺方面に向かうハイキング道の状態が最もひどいと思ったのですが、あれからひと月たち復旧も相当進んでいるのではないかと期待して再び訪れてみることにしました。(ついでに帰りは朝夷奈切通の様子も確かめようと。)
先日は市境広場から天園に向かう入口の通行止めの標識が無くなっていたのですが、今日はまた設置されていて、ちょっと嫌な予感がしましたが、案の定天園までの途中の倒木も殆ど手が付けられていませんでした。標識は正式な撤去ではなかったのだと思います。

天園から瑞泉寺方面に下りると、前回来た時には倒木が道を塞ぎ、尾根筋の迂回路しか通れませんでしたが、今回はおそらく作業員の人が現場に入るために人が通れるようしたと思われる程度には良くなっていて、辛うじて通過することができました。
前に進むにつれ、次々と数えきれないほどの数の杉の木が倒れているのがわかります。特に此処一帯、強風が通過したのだと思います。一通り「倒木地帯」を過ぎるとここの作業のために設置したであろう「立入禁止」の旗がありました。
もちろんこの先も倒木は続きます。復旧作業はこれからのようで前回来た時のままで全く手は付けられていませんでした。

瑞泉寺のすぐ手前で十二所方面に下りましたが、前回のあとの19号台風と降雨のため道はかなり荒れていました。
十二所バス停から朝夷奈切通し方面に進むと間もなく、前回は問題なく通れた車道が倒木に伴う土砂崩れ(19号台風のせいでしょうか)のため通行止めになっていました。人は通れるので、本日のもう一つの目的である朝夷奈切通しの復旧状態を確かめるべく足を進めます。ここはもともと崖が頭上に迫るような狭い道でしたので土砂崩れの程度が心配でした。もちろん通行止めの標識は前回通り設置されています。前回は諦めて戻ったのですが今回は先に進みます。
先に進むにつれやや不安が増してきましたが、そう思った時にはだいぶ先に来ていて戻る元気(勇気?)が無くなってきていました。すると本日、というか今回の一連の台風被害では最強(?)の結果を目の当たりにする羽目に。
熊野神社との分岐点まで来ても、その先の朝夷奈切通入口の標識のある横横道路下までの道も倒木と土砂崩れで大変なことに。

歩いた距離や時間の割には疲れました。倒木を跨ぐのに足を上げたり、下を潜り抜けるのにしゃがみ込んだり、非常にいい運動にはなりましたが。

天園手前

天園手前

天園から眺めた富士山

天園ではツツジが開花!

天園を過ぎ、瑞泉寺方面ハイキング道の入口

倒木を跨いで前に進む

倒木が続く

また跨ぐ

さらに進む

歩いてきた道を振り返る

道のわきを見る

振り返る

ほんとにすごい

そろそろ終わりに近い

振り返る

まだ続く

もう終わりだろう

今までのところが立入禁止の意味

前回見たときと変わらず、全く手が付けられていない

振り返ってみる

手前の岩も転がったもの

十二所バス停から朝夷奈切通方面に車道を進むとこの標識が

現場を振り返ってみると

朝夷奈切通入口の看板

倒木

殆ど道がふさがれている

歩けそうな場所を選んで進む

土砂崩れで道は埋まっている

通り抜けできないと明記

倒木だけでなく落石も

潜って進む

ここも

朝比奈切通の核心部。熊野神社との分岐点でもある

六浦原宿線のバス通りまでの道も

何としてもたどり着く決意

道をかき分け

その先に現れた倒木のやま

また道を塞ぐ

ここも

まだまだ

ここも潜って

やっと通り過ぎた

横横道路下の入口にもこの看板が


2019年10月13日日曜日

台風19号通過の翌日(2019.10.13)

広範囲に渡って甚大な被害をもたらした台風19号。台風一過の快晴のもと、裏山の様子が気になってまた運動がてら状態を見に行ってきました。

旧西小学校の脇の階段を登り、関ヶ谷奥の見晴台を目指すと、途中の大きな木が道にアーチを作っていましたが、そのほかは枯れ枝が多数落ちていた程度。



見晴台を過ぎ、尾根道をいっしんどう広場方面に進むと、細い倒木が見られる程度でしたので、先の15号で根元の弱い大きな木はあらかた倒れ切ったのだと思います。
快晴でしたので富士山も良く見えました。
超大型の倒木には「頭上注意」の標識が、ただこれは15号の時の倒木。
ところがさらに進むと真新しい「立入禁止」の表示が。ここは特に慎重に通過しました。

その先の清戸の広場方面への分岐(依然として通行止めのまま)を「慎重に」進むと、そこは先日(9月15日)訪れたときから全く手が付けられていず、危険な状態でしたので、前回通った逆ルートで遊水池方面に進みました。同様に大きな倒木は手が付けられていませんでした。
再び強風に見舞われたら完全に折れてしまうだろう

時々頭上にも気を付けないと

富士山の中腹に少し雲が巻いているだけ


頭上注意

通り過ぎて振り返る 根本の大きさがわかる

今回新たに通行止めになった個所

尾根道から清戸の広場方面の分岐を進むと

がけ崩れを伴っているせいか手付かず状態

太い幹の途中からボッキり
































遊水池からシダの谷方面に進み、シダの谷は依然として通行止めのままなので横横脇の車道を動物園の「円海山ゲート」方向、そして「動物園外周遊歩道」を奥座公園へと戻ってきました。

結論(?)としては、今回の台風以前はいっしんどう広場まで通ることができていた尾根道は清戸の広場方面への分岐点(A9標識)の手前で通行止めになってしまっているということです。